出戻り転職のすゝめ

雑記

こんにちは。

前の会社にやりがいと未来を感じなくなり、

転職活動を経て、9月から新しい仕事に就くことになってるさわらーチです。

とうとう9月に入って次の職場での仕事が始まります。

と思った矢先、最近の台風10号の影響で入社オリエンテーションが1日延期となったため、

社会復帰の執行猶予1日を与えられたわけです。

しゃちくーチ
しゃちくーチ

これから定年までのデスマーチが始まるんだ

そんな私は今回が2回目の転職になるのですが、

実は、新卒で入った会社に再び就職する

いわゆる出戻り転職です。

最近出戻り転職は増えていると聞きますが、

調べてみると意外と情報が少なかったので、

今回は私の実体験も含めてブログに残してみようと思います。

出戻り転職の概要

出戻り転職って?

読んで字の如く、一度出た(退職した)会社に

戻っていく転職のことです。

退職時の部署に戻るでも別の部署に行くでも

どっちでも出戻りとなるそうです。

ちなみに私は当時働いていた部署に戻りますので

完全に古巣に復帰する形です。

出戻り転職のメリット

出戻り転職には、転職者・採用側ともにメリットがあります。

まずは転職者側のメリットを挙げると

  • 在職者に情報を聞けて現在の内情が聞けたりする (←かなりでかい)
  • 就職前に思い描く仕事とのギャップが小さい
  • 知り合いがいるので職場に溶け込みやすい

といったことがあるかと思います。

ネットで調べると、選考フローが簡略化されるとかもありましたが

私の場合はそういった優遇はありませんでした。

が、面接官が在籍中に面識ある人だったため、

あまり緊張はしなかったのはよかったです。

個人的には、在職中の社員の方に会って話を聞いて

いまどんな雰囲気か就職活動前に知れたのが一番良かったです。

こういったメリットを活かすには

前回の退職時に円満で退職できたかがカギになりますね。

喧嘩別れでやめた企業には

そもそも出戻りしないね。

そりゃそうか。

採用企業側も、

  • すでに自社でも業務経験もあるので即戦力になる
  • 事前に為人や能力が分かっている
  • 他社での業務経験を自社で活かしてくれる

などのメリットがあるそうですが、今回は転職者目線で書いていこうと思うので細かいことは割愛します。

出戻り転職のデメリット

私はまだ働き始めていないので感じていませんが、やはり一番大きいのが

また同じ理由で辞めたくなるかもしれない

ですね。

私の場合は元々辞めた理由が

新卒さわらーチ
新卒さわらーチ

設計開発なのに商品仕様の作成ばっかりでモノ作らねーじゃん!

もっと設計ぽい仕事ねーのかよ!!

モノ作って製品出してーよ俺は!!!

だったのですが、他社に出てみて

ユーザーの声聞いて仕様落とし込むモノづくりの楽しさ

にも気づきました。

今の会社では(もう前の会社か)、製図をしたり試作をしたり実験したり

それも楽しかったのですが、自分の裁量の及ぶ範囲がどうしても小さくなってしまい

またそれを製品につなげることがかなり難しかったです。
製品性質上の部分もあったのですが…

設計の仕事としてはどっちも必要なのですが、

私は仕様を作ってモノにつなげる方が向いてるかなーと思ったわけです。

ただやっぱり書類仕事つまんねーとなるかもしれないのでやはり出戻りのデメリットは消えないかなと思ってます。

その他のデメリットとして

出戻りしてくることをよく思わない人もいる

ということもあります。実際、私が辞めた当時の直属上司の方は

私が戻ってくることを良く思ってなかったとコッソリ聞きました。

でもその人はそろそろ定年でいなくなるのであまり気にしてないです。

出戻りを決意してからの流れ

実際に出戻り転職を決意してからの流れですが、

これは会社によってフローが全く違うと思うので参考程度に…

まず、転職エージェントを使ったかどうかですが、

私の場合はエージェントを使わず企業の採用ページから直接応募しました。

エージェント経由だと採用時に会社からエージェントへ報酬を支払わなければならないのと

特にエージェントに自分をプッシュしてもらう必要もないと思ったので

使わない方が双方めんどくさくなくていいかなと思いました。

なので流れとしては

  1. 在職の仲良い社員さんに話聞く
  2. エントリーに向けた書類(履歴書とか)の準備
  3. 企業の中途採用ページから応募
  4. Webテスト
  5. 1次面接(顔なじみの課長さん2人)
  6. 2次面接(最終:初めましての部長さんと人事)
  7. 内定

といった流れでした。

ほぼ一般的な転職活動の変わりませんね。

そのあとは現職(もう前職)との退職交渉をして、

退職日が確定したら退職届の提出などの事務手続きをして

最終出社日を迎える、といった感じです。

その先に待っているのは有休消化という社会人の夏休み🎐

と、調整された超少ない手取りの給料です。

採用面接で聞かれたこと

今回の採用フローでは2回面接があったのですが、

2回目となる最終面接では自己PRのプレゼンとそれに関する質疑、

加えて就業事項の確認(定時や規則など)とこちらからの質問だけだったので

主に1次面接での質問をその回答を紹介します。

志望動機などの一般的な質問は割愛して、出戻りならではの質疑を紹介しますヨ~。

Q. 前回辞めた時と同じ状況になったらまた辞めたくなるのでは?

一度辞めた身として易々と「もう辞めません」とは言えないが、

その状況になる可能性も踏まえて覚悟を持って応募した。

現職での経験や知識を活かすことで乗り越えられるとも思っているし、

当時辞めた理由も今では辞める理由にならないと感じている。

やっぱりこの質問が一番答えにくい。

Q. 他社に出て得た経験でこの会社に還元できることは?

現職では試作や実験などの基礎検討から量産検討までを経験した。(してない)

仕様を受ける側の業務を経験したことで、構想をどう仕様に織り込めば

他社が動きやすいか、ミスマッチが起きないか、実現可能かなど

そういった情報を自発的に発信していきたい。

Q. この会社を離れていた期間のブランクをどうやって解消するのか?

御社を離れていた期間をブランクだとは思っていない。

エンジニアとして御社にいただけでは得られない経験ができた。

業界が違うので、製造や品質の観点の新しい知見も得た。

御社での業務手順などは思い出しが必要だが、

それを踏まえてもよい経験ができたと思っている。

Q. 外から見て、ウチの会社の良かったことは何か?

開発を行う上での業務インフラは整っていると思う。

あとは規模の大きさ。いろんな会社・業界と関われる御社のような

仕事は滅多にない。かなりいい点。

想定通りではありましたが、なかなか厳しい感じもありました。

が、面接の終わりには在籍当時の飲み会の思い出なども話しながら

「次の面接も頑張ってね」

という確定演出有りの1次面接でした。

とはいえやはり出戻り特有の質問は答えにくく、

深堀質問なども想定しながら準備しておけばよかったな~と思いました。

さいごに

明日からいよいよ再就職となるのですが、

仕事内容や職場の雰囲気が分かっていてもドキドキするものですね。

まずは着地先の現担当の人と仲良く仕事できるか、

みんな快く受け入れてくれるか、

ランニングの時間をちゃんと確保できるか、、、

挙げていけばキリがないです。

それでもわざわざ一度辞めた会社に戻る決心をしたので

少しでも以前より貢献できる仕事をしたいと割と本当に思っています。

退職金控除とか考えると、もうこれ以上転職繰り返すと控除額減っちゃうので

多分もう辞めません。結局お金が原動力ですよね。

それでは、本日も読んでいただきありがとうございました。

さわら

コメント

タイトルとURLをコピーしました