こんにちは。さわらーちです。
12月1日(もう12月!?)、2回目のフルマラソン参加となる湘南国際マラソンを走ってきました。
前回サブ4目指して4時間24分に終わった横浜マラソンから約1か月、、、
タイトルにもある通り、サブ4を達成することができました!!
今日は湘南国際マラソンの振り返りをブログに残していこうと思います。
少し長いですが、よかったら読んでみてください。
本番前にやったこと
カフェイン・アルコール抜き
本番1週間前からカフェインとアルコールを抜きました。
アルコール抜きはなんとなく
お酒飲むと睡眠の質下がるよなぁ…
という感じで本番に向けて十分休息が取れるように
半分願掛けもありやってみました。
正直効果は感じられませんでした。
これからは前日お酒抜いてぐっすり眠るくらいでいいのかな…
一方でカフェイン抜きは非常に効果がありました。
悪い方に
もともとはレース中に摂るカフェイン入りジェルの感度を高めるために控えていたんですが
私自身そもそもカフェイン耐性があまり強くなくレース中にカフェイン入りアミノサウルス
を飲んだところ、血の気が引く感じと
胃腸のムカつきを覚え、次第に吐き気に変わりました。
カフェイン耐性があり、摂取によって疲れがぶっ飛ぶタイプの方は絶対オススメの方法なのかもしれません。
私には向いてなかったです。
そもそもカフェインジェル自体が向いてなかったのかも。
ですがレース中、一度もトイレに寄らなかったので
その点はカフェイン抜きの効果かなとも思いましたが、
次回からカフェイン抜き+レース中のカフェイン摂取は止めようと思います。
レース1時間前のあんぱん
横浜マラソンの日もやったんですが
レース1時間前に山崎パンの薄皮つぶあんぱんを2個食べました。
あんこは腹持ちが良く、エネルギー効率も良いと聞いたからです。
美味しかったです。
レース中の話
スタート〜5km
今回はDブロック(サブ4目標の人たち)の後方からのスタートでした。
流石に15,000人規模の大会とあって
スタート直後は大渋滞でした。
それでも横浜マラソンみたいに全然進めないということもなく
最初の1kmから6分を切るペースで走り出せました。
この辺はブロック分けが適正にされてるなぁと感じました。
人がまばらになってきた3km過ぎ
腕時計を見たら5:19/km…
速すぎる…オーバーペースだ…
ということで、早速ですが携帯していたスポーツ羊羹を食べながら落ち着くことにしました。
会場に向かう電車で見たYouTubeで
序盤5kmはウォーミングアップと思って、補給食をゆっくり摂りながら走るとオーバーペース防げるよ
と見たので、早速実践してみました。
実際ペースはあまり落とせませんでしたが
折り返しまでは下り基調ということもあり
少し貯金する気持ちでこのままのペースで走ることにしました。
6〜10km
この辺りからペースが安定してきました。
沿道の応援も温かく、とても力になりました。
ミニスカサンタコスランナーがいたのでついて行こうとしたのですが、気付いたら追い着いき、追い越してしまいました。
この方に35km過ぎで追い抜かれ、最後は突き放されるとはこの時思いましませんでした。
7km過ぎくらいでエナジージェル(ノンカフェ)を1本飲みました。
11〜15km
この区間も特に疲れや痛みも無かったので
ペース意識もすることなく淡々と走り続けました。
14kmくらいで反対車線をトップ選手が折り返して来るのが見えました。
速すぎんだろ…
折り返しは約18km地点なので
この時点でもうトップ選手は自分より8kmほど先を走ってることになります。
すごいですね。ほんと。
16〜20km
すごいペース維持力!
この区間もほとんど疲れや痛みなく
気持ちよく走れていました。
大磯からスタートして江ノ島で折り返し、と聞いていたんですが
実際は江ノ島がちょっと見える程度のところで折り返し戻っていくので
江ノ島感はありませんでした。
ここでエイドステーションで配られたエネルギージェルを補給。
紫のメダリストだったと思います。
確かこの区間には釜揚げしらすもあったんですが
人が多くて取ることができませんでした。
この区間でDブロック先頭スタートのサブ4ペーサーを追い抜きました。
このまま逃げ切ればサブ4は確実です。
21〜25km
徐々に疲れを感じ始めました。
ただ、復路は西に向かって走っていくので
防砂林の隙間から時折見える富士山がとても綺麗で、それに向かって走るぞ!と思わんばかりに(実際は富士山まで走れない)足を進めました。
エイドステーションで人生初のういろうを食べました。
羊羹みたいな食感を想像していたら
噛んだ瞬間ほろほろと崩れて
粘度の高いオカラみたいな印象を受けました。
この区間で1回目のマイボトルへの給水をしました。
スタート前にフルで入れた500ml入りのマイボトルがほぼ空になっていたので
20kmまでで500ml弱飲んだことになります。
前のブログでちょこっと紹介しましたが、このマイボトル携帯のマラソンスタイルが湘南国際マラソンの大きな特徴で
紙コップやペットボトルの排出0を目指したエコでサステナブルな大会を目指しているのです。
この思想に共感するランナーもいれば
ボトル携帯を毛嫌うランナーさんもいて
賛否はあるようですが、個人的には賛成です。
給水所も200m置きに設置してくれているのでほとんど混まず、
給水自体も20秒も立ち止まらずできたと思います。
26〜30km
かなりキツくなってきました。
疲れも痛みも出てきてここからが勝負だと思いました。
ここで意識したことは顎を引くことだけでした。
沿道のスタッフさんが
顎引いて走れーー!!
って言ってたからです。
レース後に知ったんですが、疲れて顎が上がってくると首周りの筋肉が疲れて体力をいたずらに奪われてしまうみたいですね。
結果的にこのアドバイスが聞こえて良かったです。本当に沿道の応援、ボランティアの皆様の声掛けは嬉しいです。
31〜35km
明らかにペースダウンしてきました。
この辺りからは呼吸も乱れて
完全にゼーハーし始めました。
あと10kmもこの感じで走るのか…
と絶望した記憶があります。
その時、後方から半袖短パンのみのウェア、マイボトルもペットボトルをパンツのポケットに突っ込んでて帽子もサングラスもポーチすら持たず走ってるおじさんが追い抜いて行きました。
いわゆる無課金おじさんです。
ここまでこの装備で走り抜いてきたんだから玄人ランナーさんに違いない…
そう確信して、無課金おじさんをペースメーカーについていくことにしました。
正面に富士山とおじさんを捉えながら
ひたすら顎を引いて走りました
36〜40km
完全に乱れてきました。
気付いたら無課金おじさんははるか先。
突き放されてしまいました。
36km付近でこれが最後の気持ちでボトル満タンに給水、被り水を頭に掛けて気合いを入れ直しました。
ゼーハー走っていると右側にフィニッシュゲートが!!!
やった!帰ってきた!!
と思うのも束の間。
実はこの先2kmほど通り過ぎて走り
折り返してゴールというフィニッシュゲートトラップ。
ここで少し心折られました。
40kmの看板が見えそうなあたりで前述のミニスカサンタランナーに抜かれました。
ずっとイーブンペースで走ってきたのか、どんどん離されていきました。
メリークリスマス
41km〜ゴール
この辺からは6:00/kmでサブ4を達成できるところまで見えたので
少し早めの達成感に浸りながら
「あと10分ちょっとで終わってしまう、あと10分ちょっとでようやく終われる」と考えながら走ってました。
ここでDブロック先頭サブ4ペーサーに抜かれます。
ペーサー集団はずっと声掛けをしながら走られていて、
まだ1分余裕あるよ!このままこのまま!
と周囲を励ましていました。とてもありがたかったです。
そしてゴール直前で現れる大磯プリンスホテルに駆け上がる最後の激坂を登り切り、
なんとか最後まで走り抜きました。
ゴーーール!!!
手元の計測で3時間57分52秒。
サブ4達成です!!やたー!
流石に嬉し泣きしました。
30歳過ぎてから嬉しくて泣くなんてなかなかないですね。
ちなみに横浜マラソンの時は悔し泣きしました。
ベイマックスの映画でも泣いたことあります。
ただの涙脆い人です。
レースを終えて
完走後帰るまで
ゴール後、完走メダルをもらって計測チップを外して水をがぶ飲みして少し落ち着いてから
よし、いくか…
と動き出そうとしたところ、腹筋が攣りました
荷物を受け取って着替えようとしたら
また腹筋が攣りました。
靴下脱ごうとしたらふくらはぎが攣りました。
レース中から攣りそうになりながらも攣らないギリギリの走り方をしたので
変な力が入るならばすぐ攣るぞコラと言わんばかりの筋肉の主張を感じました。
なんとか着替え終わって駅までのバスを50分待って(←!?)帰路に着くことができました。
帰路の話
実は電車に乗った後にも苦難が待っていました。
東海道線で横浜まで向かう車内、
同じくマラソン帰りのランナーさんで混み合っていて、やや満員で立って乗っていたところ
顔から血の気が引き、視界がボヤけ、
立っていられなくなってしまいました。
すぐにその場でゲロ吐きそうになったんですがギリギリで耐えて、次の停車駅(たしか辻堂)で途中下車しました。
ホームの自販機でポカリを買ってがぶ飲みし、
次の電車まで座って待ってたら段々と気持ち悪さが治ってきたのでまた乗車し横浜へ。
しかしまたもや気持ち悪くなって再び途中下車。
電車2〜3本見送って、座れそうな電車が来るまで待ちました。
座って乗ったらその後は問題なく帰ることができました。
その後調べてみたらマラソン後の脳貧血になっていたようです。
マラソン後は足の筋肉が拡張していて立ちっぱなしが続くと血液が上半身まで戻らず
貧血を起こしてしまうそうです。
他にも足裏に繰り返し負荷が掛かって赤血球が破壊され、血中のヘモグロビン濃度も下がるからだとかなんとか。
対策としては、症状が出たら座るしゃがむなどして頭を低く保つことと、水分を摂って休むことだそうです。
都市型のレースで帰路満員電車になる場合は要注意ですね。
全体を通して
カーボン入りシューズはまだ早い?
前回の横浜マラソンもそうだったのですが
レース後の足の疲労が左右で違っていて
右足は足首周り、左足は太腿周りが1番痛みがあります。
これすなわち左右のバランスが悪く余分な力が掛かっているのでは?と思っています。
今回のレースも受けて、やはり自分にはカーボンシューズはまだ早く、安定感のあるシューズで5分台から縮めていく方が良いと感じました。
次のレースでもサブ4いけるか?
今回無事サブ4を達成したわけですが
じゃあ次はサブ3.5を目指すか、サブ3.75を目指すかと言われたら
答えはNOです。
またサブ4を目指します。
理由はただ一つ。
湘南国際マラソン、超フラットだから!
今回ギリギリサブ4達成はしましたが、次はこうはいかないと思っています。
天気も良く風も穏やかでフラットなコースというベストコンディションだったので
場所が違えば全然及ばない可能性もあります。
次戦は千葉県の館山若潮マラソンなんですが
ほぼ海抜0mからアップダウンを繰り返しながら最高47mまで登り、その後一気に駆け降りるコース
調べてみると、2〜30mを一気に駆け上がったりするのはよくあることで、中には高低差100m以上のマラソン大会もあるみたいです。
なので、まずは安定的にサブ4ペースで走れるよう
持久力と坂道耐性を積もうと思います。
走ることが好きになった!
今回のレースは個人的に大成功でした。
出走前は不安だらけだったんですが、
前回の反省を踏まえて練習して、レース当日の作戦を決めて、その結果がついてきて
こういった経験ができて、また更に頑張ろうと思えました。
また次のレースや次の夏の走り込み、その次のマラソンシーズンも楽しみになってきています。
正直今まで好きで走っていたわけではなかったんですが、ちょっと走るのが好きになってきた気がしました。
最後に
今回のブログは思うところが多くてつい長くなってしまいました。
次からはもっと読みやすく伝わりやすいブログ記事作成に励みます。
更新頻度も増やします。
それでは、今回も読んで頂きありがとうございました。
さわら
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