こんにちは、さわらーチです。
最近、さわらーチの中で注目されている「ワラーチ」。見た目はシンプルなサンダルのようですが、実は本格的に走れるランニングギアのひとつです。

私も実際に走ってみたところ、軽さや足裏感覚の鋭さに驚いたと同時に、厚底シューズでは感じなかった様々な気づきがあったので、今回はそんなワラーチの使用感をまとめてみたいと思います。
ワラーチとは?
ワラーチは、メキシコの山岳民族・タラウマラ族が使っていた伝統的なサンダルがルーツです。スペリングはHuaracheらしい。Hermèsもびっくりの発音しないH。
構造は非常にシンプルで、薄いソールに紐を通しただけ。クッション性もサポートもありませんが、そのぶん足本来の機能を活かす走り方が求められます。

ワラーチで走って感じたこと
■ 着地の衝撃がダイレクト
厚底シューズと比べると、着地時の衝撃がそのまま足から身体全体に伝わってきます。
あたりまえ~~あたりまえ~~

あとは、走っている最中や後に「なんだか内臓も疲れてるような…?」という感覚がありました。
もちろんこれは私の主観で、実際ワラーチのせいなのかはわかりませんが、ワラーチで走った翌日は歩いた振動すら内臓に響く感じがあり、これ着地の振動が内臓にも響いているのでは…?と思いました。
■ 足裏や紐が当たるところが擦れて痛い
使用初期は、紐が当たる足の甲や足裏が擦れて痛くなることがありました。
特に長距離になると皮が剥けることもありますが、私は五本指ソックスを履くことでかなり快適になりました。
裏面に滑り止めがついたソックスであれば、走ってもズレにくく、紐による不快感も軽減されます。
ただし、裸足に近い開放感は少し失われるので、そこは好みが分かれるかもしれません。
■ふくらはぎが痛い
個人的にはこれが一番ランニングシューズと比べて感じた違いです。
周りの筋肉じゃなくて、内側(?)の筋肉、いわゆるヒラメ筋がパンパンになります。

走り方が悪いのかなーと思いましたが、どうやらワラーチランナー初心者の登竜門的痛みらしいです。
こちらのブログでもワラーチランニングによるふくらはぎ痛の紹介がありました。
走ること以外のワラーチの魅力
■ 経済的でコスパが良い
ワラーチは価格も安く、自作なら材料費2,000〜3,000円ほど、既製品でも5,000円前後で手に入ります。
耐久性も高く、ソールがしっかりしていれば1,000km以上走れることも珍しくありません。一般的なランニングシューズが400〜800kmで寿命を迎えることを考えると、かなり経済的です。

私はCHAM SHOP(https://chamshop.base.ec/)さんで自分の足型に合わせて作ってもらいました。

走れば走るほどに自分の足の形に沿って馴染んでいくようで、今のところ200kmちょい走ってこんな感じに曲がってきました。
■持ち運びに便利
薄板だけなので!軽くて便利!!あたりまえ~~
ワラーチまとめ
クッションやサポートがあるシューズとは違い、ワラーチはすべてが“自分の走り”に返ってきます。
着地、姿勢、足の運び方。誤魔化しがきかないぶん、フォームの見直しや身体の使い方に敏感になりました。
ただ走るだけでなく、「どう走っているか」を意識させてくれる、ある意味トレーニング的な要素も強いギアです。
とてもクセのあるランニングギアですが、その分得られるものも多いと感じました。
初期の痛みや疲労感こそありますが、それを乗り越えた先には、自分の走りと向き合う楽しさがあります。
走りの原点に立ち返らせてくれるワラーチ(たぶん)、これからも怪我なく走り続けたいと思います。
おわりに
ワラーチランナーになろうと名前をさわらーチにしてから早1年。
何度も脚を痛めてはそれを理由にワラーチを履かずにいましたが
暖かくなってきたのでそろそろ本格的にワラーチを履いた練習を始めていこうと思います。
最終的な目標は
ワラーチ履いてフルマラソン完走
としておきましょう!!
えいえいおーー!!
それでは、本日も読んで頂きありがとうございました。
さわら